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過払い金返還請求で得するには弁護士?司法書士?


昔はグレーゾーン金利を悪用した違法な利息が横行していました。
借金生活で苦しんで居る人から、多くのお金を奪っていたのです。
そしてついに2006年、グレーゾーン金利を違法と判断され、2010年には利息制限法に統一する方法が取られました。

 

過払い金返還請求は借金を返済中でも、完済した後でも取り戻すことが出来ます。
ただし、時効が10年に設定されているので、なるべく早めに行動するようにしましょう。

 

お金を戻って来るなら絶対に利用したい過払い金返還請求ですが、実は損してしまう人も居るのです。
なぜ、違法に取られたお金を取り戻すだけなのに、損してしまうのか?
その問題点は、弁護士や司法書士の費用にあります。

 

過払い金が少しでも発生して居たら取り戻したくなりますが、費用を考えなければなりません。
少額な過払い金だと、弁護士費用などの方が上回ってしまうのです。

 

そこで重要なのが、少しで安い費用で過払い金返還請求を行ってくれる事務所を探すことです。
過払い金返還請求で得するのは、基本的には司法書士でしょう。
弁護士は司法書士と比べて高額な報酬が設定されているので、司法書士事務所を中心に探すのがポイントです。
過払い金返還請求の費用を見比べて、なるべく安い費用でお願いできる場所へ向かいましょう。

 

ですが、実は司法書士に過払い金返還請求をお願いできないケースが存在しています。
それは過払い金の金額が140万を超えている場合です。
司法書士は弁護士と違い、扱える金額に制限が掛かっているのです。
そのため140万を超える金額の案件を仕事として受けると、懲戒処分を受けてしまいます。

 

せっかく安い費用で依頼できそうな事務所を探したのに、断られてしまうとがっかりするでしょう。
最初に過払い金がいくらぐらいあるか探っておくと手間が増えなくて良いです。
ネットでは過払い金をざっくりと洗い出すサイトなどがあるので、積極的に活用するのが重要になります。

 

また、過払い金返還請求は個人でも実行できます。
弁護士や司法書士に払う費用を節約できるので、挑戦してみるのも良いでしょう。
しかし、相手が過払い金返還請求に応じない場合は、難色を示すこともあるので慎重に進めなければなりません。
返還することに同意しつつ、支払いを先延ばしにするケースもあるので要注意です。

 

過払い金返還請求をするなら、とにかく安い費用の事務所を探すことです。
下手に高い事務所へ依頼してしまうと損してしまうので覚えておきましょう。

過払い金返還請求って実はそんなに甘くない?


過払い金返還請求がうまく行けば、数十万、時には数百万の大金を手にすることが出来ます。
ですが、これは一部の人なのを認識しておかなければなりません。
過払い金返還請求は、そんなに甘くないのです。

 

もちろん、違法な利息で奪われたお金を取り戻すのは当然の権利です。
相手も拒めば訴訟の対象になるので、大抵の場合は返還に応じてくれるでしょう。

 

では、どんな点を甘く考えてはいけないのでしょうか?
それは、過払い金が発生していると信じることです。
借金している人は、少しでもお金を取り戻したいと思うはずです。
それが大金の可能性があるなら、どんなことをしてでも手に入れたいと考えるでしょう。
しかし、この考えは甘いですし危険なのです。

 

そもそも、過払い金が発生ている人はある程度限られています。
過払い金が多く発生しているのは、グレーゾーン金利の悪用が横行していた2010年よりも前に借金をした人です。
2010年以降に借金した人が過払い金を取り戻そうと行動しても、ほとんどのケースは過払い金が発生していないでしょう。

 

また、発生している金額にもよります。
過払い金は払い過ぎた利息を取り戻す手段です。
つまり、返済している金額以上のお金を取り戻すのは不可能なのです。
例えば、毎月5万の返済をしており、それを1年続けたとします。そうなると年間で60万の返済をしたことになります。
この状態で過払い金を算出しても、5万前後の過払い金が発生していれば良い方です。2010年以降であれば過払い金の発生は皆無でしょう。
300万を取り戻したと言う事例を聞きますが、これはその何倍もの金額を返済しているからなのです。
過払い金が戻って来れば借金の減額だけではなく、完済した上に手元にお金が残ると安易な妄想をするのは無駄です。

 

過払い金返還で得をするのは、2010年よりも前に借金をしていた人です。
この条件に該当するなら、過払い金の発生確率は7割近くなるでしょう。
こうした人は過払い金返還請求によって、大金を取り戻せる可能性が高いので非常に得をします。

 

とは言え、過払い金が絶対に発生していない保証はありません。
自分で計算したり専門家に相談したりして、有無をチェックするのが最適です。
損するか得をするかは過払い金の金額と費用を天秤に掛ける必要がありますが、2010年以降に借金した人は基本的に損をするでしょう。
2010年よりも前に借金している人は、おそらく得を得られるはずです。

 

誰もが平等に得をする訳では無いので、過払い金で借金返済をしようとするのは止めておきましょう。

過払い金返還請求の費用ってどのくらい?


過払い金返還請求で損する人と得をする人が居ます。
それに大きく関係しているのが過払い金返還請求の費用に起因します。

 

実は、過払い金返還請求には多額の費用が必要になるのです。
一般的には過払い金を請求する消費者金融1社に付き、着手金が5万程度掛かります。
多重債務者で3社すべてに過払い金があったとしたら、着手金だけで15万を用意しなければならなくなります。
さらに、着手金の他に成功報酬も支払うことになるでしょう。
この成功報酬は取り戻した過払い金の20%が相場になっています。
50万を取り戻すなら10万、100万なら20万を成功報酬として支払うのです。

 

過払い金の返還請求には数十万の費用が掛かるので、取り戻す金額が少なければ赤字になり損するでしょう。
仮にプラスになっても数万程度にしかならないケースも珍しくはありません。

 

ここまで記載した費用はあくまでも目安です。
事務所によっては着手金が3万の場合もあります、0円にしている場合もあるでしょう。
成功報酬も10%にしている事務所があるので、得するには費用が低い所へ依頼しなければなりません。

 

こうなると、過払い金が20万以上発生していないと大きな得を得るのが難しくなります。
では、10万ぐらいの過払い金が発生していたら諦めるしかないのでしょうか?
1万円なら諦められても、10万円を諦めるのは心情的に厳しくなるはずです。
しかし、10万円の過払い金を返還してもらうとなると、手元には3万程度しか残りません。

 

そこで重要になるのが、個人で過払い金返還請求をする方法です。
個人で過払い金返還請求を行うと、3000円程度で請求を行えるのです。

 

自分で消費者金融に取引履歴の開示を求めて、利息の再計算を行います。
正確な過払い金が判明したら、相手の会社に返還の請求を行いましょう。
優良企業が相手ならすぐに全額の返還をしてくれます。
ですが、地方の小さな消費者金融などでは、個人からの過払い金返還請求には難色を示してきます
経営状態が悪いのを理由にしたり、手続きの関係で支払いが遅ると言ったり、いい加減な理由を付けて返済を渋って来る可能性があります。
こうした時、相手の言い分を鵜呑みにせず、今すぐ全額を返還して欲しいと強気に出ましょう。
そもそも違法な取り立てをしていた方が悪いのです。
遠慮して下手に出れば相手は調子に乗るばかりです。

 

どの手段を行うかが、過払い金返還請求で得をするか損をするかの分かれ道になります。
違法に奪われた利息を取り戻して得するためにも、まずは過払い金の有無と金額を調べるようにしましょう。